ナツメくんの人気者理論【完】
『冗談だよね…?』
私は、唖然とした表情で3人を見つめた。
『『『いや?』』』
うっ…3人でハモらなくてもいいじゃない!
『まぁ、そういうわけだから、ナツメのこと私たちの分まで祝ってあげてよ』
『よろしく、朝比奈さん』
『じゃ、オレらはこれで』
唖然とする私を置いて薫ちゃんたちはさっさと出ていってしまう。
『ふふ、里緒〜またね』
去りぎわに不適な笑みを浮かべた薫ちゃんを見て私は、確信した。
…3人にハメられた〜!!!