ナツメくんの人気者理論【完】


『…え…?』



『あの時は、確か夏だったよ、朝比奈さん、捨て猫に餌やっててさ〜いい人だなってその時思った』


中学…





捨て猫




ナツメくんの言葉から私の頭の中には忘れかけていた記憶がだんだん蘇り始めていた。




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