ナツメくんの人気者理論【完】


恥ずかしさのあまり私は、顔を伏せた。



いまだにドキドキと高鳴る鼓動を感じながら。




…どうしたらいいの〜?




そんなことを考えていた時、ようやくナツメくんが口を開いた。




『じゃあさ、2人で遊ぼう』




え!!?




『…朝比奈さんが…オレと2人きりで嫌じゃないんなら……てか、せっかくの日曜日だしね?』




そう言ってニコリとナツメくんは、微笑んだ。





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