ナツメくんの人気者理論【完】
『か、薫ちゃん…今の何の話?』
『何って…ナツメの家でナツメの誕生日を祝おうって話だけど?』
い、い、家で?ナツメくんの!?
驚く私を薫ちゃんは、不思議そうな表情で見つめている。
『何?緊張する?』
『い、いやそういうわけではないけどね?』
薫ちゃん…絶対私の反応を見て楽しんでるよ…。
『ふふ、心配しなくても…ナツメと2人きりってわけじゃないから安心してね?私もいるし…何人か友達も呼ぶからさ』