ナツメくんの人気者理論【完】
『はい、これどうぞ…って……あれ朝比奈さんじゃん?何してんの?こんなとこで??』
『え?ナ、ナツメくん!?』
なんと、タオルを取ったのはナツメくんだった。
しかも、親切にも困っている私のためにわざわざ取ってくれたみたい。
『あ、ありがとう』
そう言って、私は差し出されたタオルをいそいそと受け取った。
てか…ナツメくん…私と5、6センチくらいしか背変わらなかったよね…
『ナツメくん…もしかして身長伸びた…?』