ナツメくんの人気者理論【完】



そんなことばかり考えていたら…いつの間にナツメくんの家の前に到着していた私。




『…どうしよう…入りづらいかも…』



…で、でもここにいても…埒があかないし…よしっ!



そう気合いを入れ、私は、玄関の前のチャイムを押す。




ピンポーン、ピンポーン



『は〜い、今あけるわね〜』




たぶん、ナツメくんのお母さんだろう。かわいらしい声が聞こえてきた。




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