普通のあなたと片目の私

理解者



「あの公園に行かない?……話したいことがあるんだ。」




私は七海さんに話しかけた。




「良いよ。……そろそろ潮時かも。私も話したいことあったんだ。」




七海さんが私に……?



――もうどうでもいい。


何を打ち明けられようが、今更驚きはしない。


昨日の衝撃より大きいものはないだろう。
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