あなたの中心軸は私です。




「あのっ、すいません。よそ見してて...」

そう言いながら牛乳を拾い上げる。

ぶつかった2人は、俗にいう不良という奴だ。
少し怖いな、と思いながら頭を下げる。


「こいつ、あの姫様じゃね?」

「あぁ、間違いねぇ」

何かブツブツと不良たちは話始め、話が終わったのか頷き合いながら私を見てきた。

その顔は何かを企んでる顔をしていた。




< 13 / 63 >

この作品をシェア

pagetop