あなたの中心軸は私です。
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ここ2週間一緒にいて分かった。
優しいイメージしかなかったけれど、彼は立派な男の子であり、立派なドSの才能を持った子なのだ。
たぶん、いつもヘラヘラ笑ってるツバサくんを見ていたら、想像もつかないだろう。
たまたま耳に入った翔くんとの会話は、ちょっとエッチな話しだったし、私が嫌な感じなことを言ってくる。
ツバサくんが私に引っ付いてくるから私は、女の子たちの視線に怯える毎日だし。
ツバサくんのアホ。
「いててっ!なにクルミちゃんっ」
少々の苛立ちに身を委ね、ツバサくんの頬を摘まんだ。
と、言いつつ、最近無理矢理ツバサくんの膝に座らせられているからか、この場所が居心地良く感じる。