あなたの中心軸は私です。
思った以上にすごい速さで俺の方へ来て、受け止めきれず一緒に倒れてしまった。
「あいたたた...」
打った頭をさすりながら目を開けた。
一瞬天国かと思った。
開けた視界に広がったのは、クルミちゃんの豊富な胸の谷間だったのだ。
「ごっ、ごめんなさい!私...ごめんなさいっ」
すくっ、と立ち上がり、顔を真っ赤にさせもじもじしてる様子は本当に可愛い。
黒と灰色のシンプルで大人っぽいビキニの平瀬ちゃんとは打って変わって、薄い桃色のフリルが沢山あしらわれている女の子らしいデザインのビキニを着たクルミちゃん。
キュン死にするところだった。