あなたの中心軸は私です。
「ぁっ...やっん、触ら...ないっ、でっ」
浜辺の端。
小さな小屋の小さな茂みから声が聞こえた。
それは、間違いなくクルミちゃんの声だ。
喘ぎ声にも似たクルミちゃんの声が聞こえ、完全に俺の中の何かが切れた。
「...おい。」
5人の男たちが何かに群がっていた。
自分でもこんな低い声が出るとは。
「あぁ?なんだこいつ。」
男が立ち上がり、足の隙間から見えた¨何か¨の正体。