あなたの中心軸は私です。
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ツバサくんが来てくれなかったら、と考えながらも出来事を話す。
「水着を剥がされたの。胸を触られたの。足や腕も。それで...」
そこまで話したら、せっかく止まった涙がまた溢れて来た。
するとツバサくんがうん、と一言。
私を優しく抱きしめてくれた。
「それで...、体、たくさん舐められて、ファーストキス奪われた、ぁ」
最後まで言い終わるとツバサくんの腕に力がこもった。
「私、汚くなっちゃった...」
ファーストキスはツバサくんが良かったって、心が、体が叫んだ。