あなたの中心軸は私です。
日常のヘンカ
どうしたものか。
昨日、バカみたいな告白をし、暴言を吐いて逃げ出すという最悪な告白をした。
だから、ツバサくんと顔を合わせるのは気まずいわけで。
なのに、なんでツバサくんが私のお家でくつろいでいるのだ。
「クルミちゃんおはようっ!もう10時だよ?」
何がなんだか分からない私は、ごめんなさい、と混乱しつつ言ってしまった。
「清水くんっ、お母さん出掛けてくるからクルミよろしくね!」
「あっ、はい!お母さんは羽を伸ばして下さい。」
うふふ、と笑い合う私のお母さんのはずの人とツバサくんは、何故かすごく仲良くなっている。