野球部男子×吹奏楽女子
優、俺の言葉になんともなんないし…
(↑結構ショックだった)
ま、鈍感だって昔から知ってたからな!
こんなことでめげてどうする俺!
―――――――…
「♪〜♪♪〜」
横で優が鼻歌を歌ってる。
陽さんはキッチンで皿洗いをして、輝と詩は輝の部屋にゲームしに行った。
よく聞くと優が大好きでいつも聞いてる歌だ。
それを聞いているうちに俺もすきになってきた。
今じゃそのアーティストのCD買う始末。
すきな人の影響ってすげえな。
「優?」
「んー?」
「今日さ、応援だれの名前言うか決めた?」
「あ、うん!決まったよ?奏くんがうちの名前出すからびっくりしたわー 笑」
相変わらずくんづけは治ってないみたいだ。
「ごめんごめん。笑 で、俺の名前言ってくれんの?」
「うん!1番でっかい声出して応援するから♪覚悟しといて 笑」
「わかった。しとくわ。笑」
まず、これ聞いて安心。
実は俺、舜が優の名前出してる所聞いてた。
優にとっては、同じ北小からの友達だし、選ぶのも当然かと思ってたから、すげえうれしい。