君がいるだけで。



そう言いながら
皐月の頬っぺたをツンツンするとムスッとし出す皐月。



「調子に乗んな」



皐月はあたしに仕返しするようにあたしの頬っぺたをつねり出した。



「痛いってば~!
うぅーごめんなさい…」



「よろしい」



痛くてちょっと涙がでたけど
謝れば優しく笑って許してくれる皐月が


あたしは…大好き。



皐月とは高1の4月から
付き合ってます…


いつも優しくて

いつも見守ってくれる皐月に


いつの間にか
あたしは恋していたんだ……






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