蝶響






「久しぶりだね、湊」

「感動の再会といいたい所だけど、柊さんにたのまれてるからさ~」

「やっぱりアイツか・・・」

「始めるよ~瑠璃ちゃん」

目でみんなに合図を送る


目を閉じて、神経を集中させる

「蝶よ、音を奏でよ。宇宙(そら)高く響け」

そして、パッと目を開いたのを合図に

「舞え!!」


悲劇の物語の幕開け

・・・始まる







< 129 / 261 >

この作品をシェア

pagetop