蝶響
そんなことを思ってると元と雄が来た
すると、さっきの視線は嘘のように一瞬で消えていった
「おっはよ~」
「はよ」
朝から元気だな~なんて思いながら返事をする
そういえば、
「2人は何者なの?」
「えっ、何で?」
だって、ね~?
あえて、さっきの視線のことは言わないけど、今2人に向けられてる視線も普通じゃない
敵意・仲間・憧れ等と、様々だ
「それで、何なの?」
2人はちょっと戸惑いだした
「そ、それはな~」
「やっぱり後ででいい」
なんか曖昧で言いたくなさそうだったから、途中でやめておいた
でもきっと、族関係だろう
それも、幹部あたりの