蝶響




前より少し大人びているが、変わってないアイツの姿


耳に光るのは、俺とお揃いの赤いルビー





思わず瑠璃のもとへ走り出そうとした俺を、十李は黙って止めた

「何でだよっ!!!」

暴れだす俺を、4人がかりで止めにはいる

手を伸ばせば届きそうな距離に居るアイツ

だけど―――

押さえつけられた俺は、みんなの気持ちも知らずにただ睨みつけることしかできなかった・・・




~晴流side,end~







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