ピュアらぶストーリー。
稲瀬と反省会
─翔太side─
今日授業が終わってすぐ、オレが指定した中庭に走った。
しばらくして実結ちゃんが見えて、心臓バックンバックンゆうて飛び出すかと思った。
「す、すす好きやねん、つっ付き合ってください!!」
やっと出た言葉は咬み咬みで。
「(うわ、カッコ悪…)」
そう思いながら実結ちゃんのほうに目を向けると、口をポカンとあけて固まっていた。…かわええ。
何で自分が告白されてるんかわからん、て感じで、案の定フラレた。
絶対、オレの気持ち伝わってないやろな。そう思うとやりきれなくて、宣戦布告して部活に向かった。