ピュアらぶストーリー。
7日目の決意
<実結side>
「んん~………え"!?」
今日は翔太くんとお勉強会。
駅前に10時に待ち合わせ。
私は今起きたとろ。時計が表しているのは…9時30分。
そうです、寝坊です。
「って解説してる場合じゃないよ!!早く用意しなきゃっ」
あああ昨日緊張してよく寝れなかったせいだ…!
翔太くんのことだから、もうついてるかもしれない!!急がなきゃ!
「服、服、どうしよう…!!」
おめかし、していくべき?
でも勉強するだけなのに気合いいれてるとか思われたくない!!
でも、ラフすぎるのも…!
「決まらないよー…はやく、はやくしなきゃ、」
なんか、泣きそう。
その後身支度して、迷って迷って決めたのはチュニックに七部パンツという可愛すぎずラフでもない無難な格好。
家を出たのは、10時を15分ほどまわっていました。
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「っ、翔太くん!!」
家から駅まではそう遠くはないけど、走ってきたため息がしづらい。
私に気付いた翔太くんは笑顔で手をふり、おはよーさん!と声をかけてくれた。
初めてみる私服というのもあって、まっまぶしい…!
「ごめ、ね…っ、寝坊、はっ、しちゃって、ごめ…」
「だだ大丈夫やから!!そんな泣きそうな顔しんといて…!」
だんだん小さくなっていく私の声に、翔太くんもおろおろしはじめた。
私をベンチに座らせて、ジュースを買いに行ってくれた翔太くんに、また泣きそうになった。