ニューハーフ物語
約束どおり、2時ちょっと前に、スタンドに行くと、鮮やかなスカイブルーのワンピースを来て、白いレースの可愛いエプロンをした凛子が、店のカウンターの中にいた。
「可愛いじゃん!そのユニホーム、凄い似合う!」
凛子は、会う度に綺麗になる。
最近じゃあ、一緒に歩いてても、男性の視線は、全部、凛子に注がれる。
悔しいけど、女の私から見ても、一目置く美人だ。
「香奈恵、2時になったら、着替えてくるから。珈琲は、私のおごり。飲んで、待ってて」
珈琲スタンドは、5坪程度の広さで、座る席はない。
テーブルが、窓ガラスの近くに3つ、店の真ん中に2つあるだけだ。
いかにも駅構内で、新幹線や列車に搭乗するまでの時間潰しに寄る珈琲ショップって感じだ。
「可愛いじゃん!そのユニホーム、凄い似合う!」
凛子は、会う度に綺麗になる。
最近じゃあ、一緒に歩いてても、男性の視線は、全部、凛子に注がれる。
悔しいけど、女の私から見ても、一目置く美人だ。
「香奈恵、2時になったら、着替えてくるから。珈琲は、私のおごり。飲んで、待ってて」
珈琲スタンドは、5坪程度の広さで、座る席はない。
テーブルが、窓ガラスの近くに3つ、店の真ん中に2つあるだけだ。
いかにも駅構内で、新幹線や列車に搭乗するまでの時間潰しに寄る珈琲ショップって感じだ。