ニューハーフ物語
私は、帰宅しても凛子の家の事が気になって仕方がなかった。


本当に、直接対決するんだろうか?


私は、凛子からの連絡をひたすら、待ち続けた。


何日かして、凛子から、メールが入った。

学校とバイトで毎日、忙しくしてたが、凛子のことは、片時も頭から離れなかった。

そんな矢先のメールである。


『香奈恵に話したいことがあるの。次の日曜日に、珈琲スタンドに来てもらえないかな?あたし、2時には、上がれるんだけど』


『了解!じゃあ、2時に行くわ』


どうなったんだろう。
凛子、おじさんと、話せたんだろうか。

私は、次の日曜日までの日々を悶々と過ごさなければならなくなった。


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