君に逢えたら
あれ?

うそ…やばい…

逃げなきゃ…!


逃げようと後ろに後ずさった瞬間、ゆきは思いっきり転んだ。

「わっ!!」

「わあ!ゆき!何してんの」

小春も驚いた声をあげた。


恥ずかしい‥‥

穴があったら入りたいとはこういうことを言うのか。

それに気づいた路上ライブを行っていた少年が近付いて来た。

「川島??だよな。大丈夫?」

「元崎…」

まさかこんなとこで再会するなんて。


< 2 / 56 >

この作品をシェア

pagetop