【Birthday企画】諦めらんないI love you.
………え?
「…そんなにさ、俺のこと好きなら、証明してみろよ?
俺を、安心させてみろよ?」
玲音は、あたしの肩に顔を埋めながら
拗ねた子供みたいに、そー言った。
そんな玲音が可愛くて、
「…玲音って意外と馬鹿なの?
あたしが玲音のこと好きなのくらいだだ漏れでしょ?
諦めらんない、あたしのI love you.に、
玲音は今靡きかけてるんだから…」
調子に乗ってしまった。
「…お前、生意気。」
ふて腐れたような小さい呟きが聞こえたと思ったら、
肩を掴まれて、次の瞬間には…
…玲音とあたしの距離は、0だった。
多分、あたし達二人の心も
ズレることなく重なってるはず。