★ 理想のコイビト ★
「でも性格って…そんなの変えようないだろ。」
「ですよねー。」
恭一の言うことはごもっとも。
17年間、俺はこの性格で生きてきた。
そんな簡単に変えれるものじゃないのは分かってる。
でも俺には変えなきゃならない深刻な理由があって。
「ってか、前々から思ってたんだけどさ、お前、本当に繭ちゃんに好かれてんの?」
「………」
「ってか、愛子に聞いたんだけどさ、お前、繭ちゃんとケンカしてんだって?」
「………」
そう。3日ほど前から、俺は繭に避けられているのだ。
「ですよねー。」
恭一の言うことはごもっとも。
17年間、俺はこの性格で生きてきた。
そんな簡単に変えれるものじゃないのは分かってる。
でも俺には変えなきゃならない深刻な理由があって。
「ってか、前々から思ってたんだけどさ、お前、本当に繭ちゃんに好かれてんの?」
「………」
「ってか、愛子に聞いたんだけどさ、お前、繭ちゃんとケンカしてんだって?」
「………」
そう。3日ほど前から、俺は繭に避けられているのだ。