★ 理想のコイビト ★
★ 理想 その1:俺、イケメンですか?
「なぁ、恭一?」
「んー?」
「俺、イケメン?」
「は?」
鯉のぼりの季節も終わり、梅雨真っ盛りの6月某日。
いつもの屋上…じゃなく、屋上に繋がる階段にて、俺は手鏡片手にケータイを弄っていた恭一をチラリと見た。
「んー?」
「俺、イケメン?」
「は?」
鯉のぼりの季節も終わり、梅雨真っ盛りの6月某日。
いつもの屋上…じゃなく、屋上に繋がる階段にて、俺は手鏡片手にケータイを弄っていた恭一をチラリと見た。