相手の理想通りの自分になりたくて――。
軽快な筆致ながら、しっかりとした表現も垣間見えて、とても読みやすくて楽しくて。
「理想」というものにとらわれすぎて暴走してしまうあたりも、クスッと笑えながらも、案外、こういう経験あるなあって共感したり。
相手の色に染まろうと頑張るのが先になったからこその、すれ違い。
だけどきっと、肝心の「ありのまま」という色を隠したままじゃ、きちんと混ざらないのかも。
そんなことを思いながら読んでいました。
アナタも是非、相手色を目指す、一途な恋の物語を是非ご覧になってくださいね。