素直になりたい。



――昼休み――




あぁぁ~
ついにこの時間がきたよぉ……。


アタシは心の中でそう言いながら、
屋上へと続く階段を彩音たちと上る。



ガチャ―――



「「…さあ千尋(千尋ちゃん)、話して!」」



満面の笑みで
彩音と花梨はアタシを見る。

その2人の顔がみょ~に怖くて
アタシは自分で顔が引きつるのが分かった。



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