素直になりたい。



ガチャ―――

アタシは部屋に入った。
そして入ってすぐのところに座った。


その後すぐに彩音が来た。



「はい、千尋。
あったかいココア。」


「……ありがと。」


「………」


「………」




少しの間沈黙が続いた。

その沈黙を終わらせたのは彩音だった。


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