年下男子注意報!!2



「もう、待ってよ!!日向くぅ〜ん!!」


「待たなぁ〜い。」


可愛い声だけどかなり嫌そうな声を出す日向。


うわ!!早くここから離れないと魔王様降臨しそう!!


私も急いで教室から出ようとした。

でも...


「あなた、誰?」


「っ!!?」


痛い!!?


私の肩を凄い勢いで掴む美少女。


この子本当に女の子!!?

女の子の力じゃないよね!!?


「僕のかわいー彼女♪」


超天使スマイルで私に抱きつく日向。


ぎゃぁぁぁぁっ!!?

ヤバいって!!可愛すぎるって!!


日向の言葉を聞いて舞い上がる私を裏腹に美少女の顔は超がつくくらい歪んでいる。

そしてすぐにまたもとの可愛い笑顔に戻る。





< 105 / 225 >

この作品をシェア

pagetop