年下男子注意報!!2
麻野くんは歩くのが結構早い。
だから私は小走りで麻野くんのあとを追う。
「ねぇ!!?麻野くん!!ちょっと待って!!」
今歩いている道を疑問に思って麻野くんに声をかける私。
「何?」
私に声をかけられた麻野くんは足を止めこちらに振り向く。
何って.....
「この道教室に行く道じゃないよね。」
私たちの周りには誰もいない。
まさか.....っ
「ひっ人気がないとこを使っておっ襲うつもり!!?そうはさせないわよ!!この変態二重人格者!!」
そう言ってセー○ームーンの如くポーズを取る。
「変態二重人格者は私が月に変わってお仕置きよ!!」
「.....。バカ。」
一瞬止まってそれから深いため息を溢す麻野くん。
バカ?
セー○ームーンバカにしてんのか!!?
「お仕置きしてやる!!セー○ームーンをバカにする奴はお仕置きしてやる!!」