年下男子注意報!!2
トイレに行く途中見慣れた後ろ姿が目に入ってきた。
「翼くん!!どこ行くの?」
「.......。」
うわっガン無視かよ!!
かなり大きな声で話かけたにも関わらずこっちを見ることもなく歩き続ける翼くん。
私だってあんたになんか声かけたくないよ!!?
話かければほぼ100%毒吐かれるし.....
でもさあ....
「そっちに教室はないよ!!翼くんたち次移動でしょ!!?だったら反対だよ!!」
「.....。」
ムカァ!!
何その態度!!?
せっかく教えてあげたのに!!?無視とは!!?
本当に最近の若者は!!
「こらっ!!無視するな!!せめて何か言え!!」
私は走って翼くんを追いかけて翼くんの肩を掴む。
そして....
「あー、うるさい。わかってるよ。そんなことくらい。僕はあんたみたいにバカじゃないから。」
「キーっ!!一言も二言も余計だは!!ボケ!!」