年下男子注意報!!2
「....っ。」
居づらいのよ、この空気。
日向怖いし....日向怖いし....っ
日向の顔はまー怖い。
魔王の一歩手前だ。
.....むむ?
「日向....」
「日向くん!!顔にご飯粒ついてる!!かーわーいーいー!!」
私が言うより先にそう言って日向に手を伸ばす空ちゃん。
そう、エンジェル日向の顔にはてか、唇の下にはご飯粒が....
うぁー!!
可愛くて悶え死にそう!!
パンッ
「いーよ♪若菜に取って貰うから♪」
日向についているご飯粒を取ろうとした空ちゃんの手を叩く日向。
可愛い天使スマイルで。
「ね?若菜取ってぇ?」
いつものように可愛らしい天使スマイル。
「全くしょうがないなぁ〜。」
私は体を前のめりにして日向のご飯粒を取ろうとする。