年下男子注意報!!2
「ずっとこーしたかった。」
甘ったるい声がこの部屋に響く。
日向は更に強く私を抱き締める。
「あのね、日向。」
「なぁに?」
私に名前を呼ばれて首を可愛らしくかしげる日向。
「誕生日おめでとう。はい。」
私は持っていたプレゼントを日向に渡す。
「これを僕に?」
「うん。」
日向は私の答えを聞くなりプレゼントの袋を開ける。
「可愛い。」
「でしょ!!日向に似合うと思って!!」
やったぁ!!
日向に喜んでもらえた!!
ブレスレットをまじまじと見つめる日向。
その横で大喜びする私。