年下男子注意報!!2



「若菜!!?」


ああっ!!

助けたい!!

でも、どこにいるのか分からない!!


「若菜!!落ち着いて!!僕は今、2-3の教室にいるから!!そこまで逃げ切れる!!?」


『大丈夫だと思う!!いや、大丈夫!!俊足の若菜!!必ずぅぅぅぅぅ!!?』


「はぁ...若菜。」


多分声的に捕まっちゃたんだと思う。


きっと自分の世界に入ってたんだろうな。

大丈夫って言った矢先に捕まるとは....


『離して!!』


『押さえろ!!暴れるな!!』


「っ!!」


若菜が他の男に触られてる。


ふざけんな。


ガラッ


「待て朝霧。」


教室から出ようとする僕の肩を掴む麻野 涼。


「待てな....っ。」




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