年下男子注意報!!2
悪魔日向は苦手だ。
てか、嫌いだ。
しかし王子さま服で微笑む日向は本当に可愛らしくって.....
「かっ可愛いのは日向の方だから!!」
恥ずかしくなって目をそらす私。
あー!!王子さま服の日向は悩殺もんだよ!!
「フフッ♪だーかーらー♪何度も言ってるじゃん?世界で一番可愛いのは若菜なの♪二番が僕♪」
日向の顔は見えないけどきっと楽しそうに笑ってるんだろう。
声がとっても楽しそう。
「メイド服若菜なんてさ、可愛すぎて誰にも見せたくないよ。ずっとずっーと、僕の腕の中に隠してたい。」
ギュッ
そう言って私を優しく抱き締める日向。
そんなことを言っちゃってる日向の方が可愛いよ。
ドキドキッ
あーうるさいよ、私の心臓。
日向に聞こえちゃう。
「フフッ♪若菜の心臓うるさいね?すっごい聞こえるよ?音?」
「え?」
うわー、聞こえてたんだ!!
はっ恥ずかしい!!
顔、もーあげられないよ!!