年下男子注意報!!2



急いで走り出す私。


そんな私の前ではすでにくじを引いた人々の悲鳴が....


「ちょっ!!?オカマ〜っ!!?オカマって、おい!!」


「年齢49歳。小太りのサラリーマン。娘が二人いて、も○クロの大ファン。.....て!!なんだよ!!この細かい設定!!いるか!!こんな条件にぴったりなヤツ!!」


「ラッライオンって書いたバカ誰だぁぁぁぁ!!?」


.....。

嫌だよぉぉぉ!!

くじ引きたくないよぉぉぉ!!

絶対ゴール出来そうにないもん!!


走る私は足を止める。


う、やって来ました。


私の目の前にはくじ引き用の箱が。


ゴクンッ


緊張感が漂う中、私は箱に手を突っ込む。



お願い!!

いいくじ引いて!!


箱の中から一枚の紙を取り出す。


そこに書いてあったのは.....




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