年下男子注意報!!2
「あっあげません〜!!」
天使な日向のお願いでもこれはきけない。
さっきよりもヤバい状況だし。
「そっか。」
するとさっきの寂しいそうな表情で笑い、
「永遠ってやっぱりないんだね。」
そう呟く日向。
苦しそうな日向。
私は日向のことをなんでもわかっているつもり。
でもこの表情の理由は知らない。
「永遠を信じさせてあげる。」
嫌だった。
日向にそんな顔で笑って欲しくなかった。
日向が永遠にこだわる理由なんてわからない。
でも....
ゆっくりと私から日向に近く。
私たちの吐息が混ざり合い、心臓が忙しく動き始める。
そして.....