年下男子注意報!!2


♪〜♪〜


私のケータイが鳴る。


こんな時に....


私はその辺にあったティッシュを取って適当に手を拭く。


まだちょっとべたついてるけどいっか。

ベタベタでケータイ触るよりましだし。


ちなみにアイスは日向に持って貰っている。


「もしもし。」


私は電話に出た。


『もしもーし!!若菜ぁ?元気にしてるかぁ?』


電話から聞こえるのは夏樹の元気な声。


「元気だよぉ。夏樹は?」


聞かなくてもわかるけど...


『元気!!超絶元気!!夏休み満喫しまくってる!!』


やっぱり。だと思ったよ。


「で、どーしたの?電話なんかかけて来て?」


『キャンプ行かね?』


「キャンプ?」


『そーキャンプ!!』




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