年下男子注意報!!2
何も考えれなかった。
僕はいつの間にか若菜を追って崖から落ちていたのだ。
「おっおおおおおおお!!お!!落ちてるぅぅぅぅぅ!!!」
すっごい変な若菜の叫び声が聞こえる。
「ぎゃあああああああっ!!」
これも若菜の叫び声。
こんな状況だけど冷静に考える。
下は湖。
深さはだいぶありそう。
いけそう。
「若菜!!」
とりあえず、若菜に話かける。
「......っ!!?」
若菜は僕を見てかなり驚いている。
そして少し間をあけ、
「確かに悔いはないって言ったら嘘になる。でも、最期に日向似の可愛い天使さんに会えたから.....っ、私はもうっ!!」
なんて言い出した。
何言ってるの?若菜?
こんな状況なのに!!