年下男子注意報!!2


何も考えれなかった。


僕はいつの間にか若菜を追って崖から落ちていたのだ。


「おっおおおおおおお!!お!!落ちてるぅぅぅぅぅ!!!」


すっごい変な若菜の叫び声が聞こえる。


「ぎゃあああああああっ!!」


これも若菜の叫び声。


こんな状況だけど冷静に考える。


下は湖。

深さはだいぶありそう。


いけそう。


「若菜!!」


とりあえず、若菜に話かける。


「......っ!!?」


若菜は僕を見てかなり驚いている。

そして少し間をあけ、


「確かに悔いはないって言ったら嘘になる。でも、最期に日向似の可愛い天使さんに会えたから.....っ、私はもうっ!!」


なんて言い出した。


何言ってるの?若菜?

こんな状況なのに!!












< 50 / 225 >

この作品をシェア

pagetop