年下男子注意報!!2
もう、若菜面白いすぎ!!
僕は若菜に笑いかける。
若菜はというと僕の顔をまじまじと見ている。
「若菜!!掴まって!!」
僕はそう言って若菜に手を伸ばす。
「ねぇ?天使さん?天国でも地上のことを見ることは出来るのかしら?」
僕の手を取ってそう聞いてきた若菜。
「天使?フフ♪僕が?」
僕は若菜の腕を思いっきり引っ張って抱き寄せる。
「確かに僕は天使級に可愛いかもね?」
「ひっ!!嘘でしょっ!!?」
やっと僕だと気づいた若菜は心底驚いているみたいだ。
「日向!!?何で!!?訳わか......っ!!?」
バッシャァーン!!
そして僕たちは湖に落ちた。