年下男子注意報!!2


「ねぇ、寒くない?」


脱いで数分。

ムカつくので黙っていた私にそう日向は声をかけてきた。


「....全然寒くないよ。」


「ふ〜ん。」


何さ!!その信用してない感じ!!


日向とは背中を向き合わせているため日向は見えない。

でも声の感じでだいたい分かる。


まー寒くないと言ったら嘘になるけど寒いって言ったら抱きついてきそうだし。


べっ別に日向に抱きしめられるのが嫌だって訳じゃないよ!!

ただ、今はなんかムカつくからさ!!

日向の思い通りになるのが一番ムカつくじゃん!!



「あーっ!!」


いつの間にか叫んでいた私。


もーやだ!!

やーだー!!


「若菜?どーし....っ」


クシュンッ


「へ?」











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