年下男子注意報!!2
「ごめん、日向。」
日向の嘘を見抜けなかった。
きっと私を気遣って嘘をついたのだろう。
そっと日向に触れる。
「若菜ぁ。」
「日向。」
ギュッ
私は日向の横に転んで日向を抱きしめる。
「若菜あったかい。」
「....。」
バカ、日向のバカ。
「日向、お願いだから嘘つかないで。私に頼って。」
「ん。」
スースー
寝てる。
私をいつもより弱く抱きしめて寝る日向。
「日向、大好き。」
そしていつの間にか私も眠りについていた。