年下男子注意報!!2
〜3日前〜
「若菜ぁ!!日向ぁ!!」
遠くから声が聞こえる。
夏樹?
あれから私は日向と一緒に寝てしまった。
あったかいから多分日向を今も抱きしめているのだと思う。
「どこだっ!!若菜!!日向!!」
必死そうな夏樹の声。
あぁ、きっと私たちのことを探してくれているんだ。
「若菜ぁ!!ひなっ....!!?」
止まった?
「ぎっぎゃぁぁぁぁぁ!!?」
「「夏樹!!?」」
叫ぶ夏樹に驚く愛と健斗の声。
「.....。」
さすがにこんな声を聞いたら起きずにはいられない。
重たいまぶたをゆっくり開いて顔をあげる。
そこには....