年下男子注意報!!2


「あった、フルーツナイフ。」


そこにはナイフを片手に超黒いオーラで微笑む殺人鬼愛が.....。


目が笑ってない!!

やっぱ真顔の方がましっ!!


「愛!!おっ落ち着いて!!」


私はとりあえず必死に愛に掴みかかる。


やめて!!殺人なんかよくない!!


「わっ!!若菜!!危ない!!」


「へ?」


ベッドから降りて愛に飛びかかった私に愛が叫ぶ。


なんか痛い。


「こんの、バカッ!!普通ナイフ持っている人間に飛び付く!!?」


かなりご立腹な愛。


「手ぇ貸しなさい!!バカッ!!」


うわ、二回もバカって言われた。

二回も....。




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