年下男子注意報!!2
1年2組。
ここは日向のクラスの教室の前。
てか、初めて私から日向のところに行った気がする。
ガラッ
私がドアを開けるよりも早く誰かがドアを開けていた。
て.....
「あっ!!あの時の美少女!!」
「.....僕男だって言ったよね。」
大声で叫び美少女....じゃなくて美少年を指差す私。
美少年はかなり不機嫌そうに私を睨む。
おお、可愛い顔が台無しだ。
「日向と同じクラスだったとは......。てか、一年生....。」
にしては失礼だよね。この子。
先輩を敬うどうこうの問題じゃなくて人として失礼だよね。
「あのさぁ、あんまりジロジロ見ないでよ。うざい。あとそこ退いてよ。邪魔。」
うわっ、けなされました。
若菜氏は美少年にかなりの勢いでけなされました。
どうやら美少年をジロジロ見ていた私を退かそうと私の肩を掴む美少年。
あっそうだ。
「ねぇ!!ねぇ!!日向いる?」
私は私の肩を掴む美少年の腕をつかんで聞いてみる。