恋色生活
*プロローグ*
敦史先生、大好き。


先生に恋をして、約五ヵ月。

今まで、出来るだけ頑張ってきたけれど、思っているより関係は進展していないみたいに感じていた。

そして、不安を過ごした春休みが終わり、わたしは中学三年生になった。


本年度は、もっともっと頑張って、少しでも先生に近づくんだ。

先生に認めてもらえるように。

先生に好きになってもらえるように。


絶対に諦めない。


この恋は、簡単に諦めるような、そんな安い恋じゃないんだから。


……
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