pierce,prince



そして時間はあたしに
優しくなんかしてくれなくて…

また、新しい朝を迎える。


16歳のあたしは
現役の女子高生。

気の乗らない学校へと
今日も足を運ぶ。


軽い朝食を取り身支度を整えれば
制服が鼻歌を歌っているようだ


制服は毎日学校に行けて
うれしいのかもしれないけど‥
あたしは全然うれしくなんか
ないのになあ…



友達に会えることは
すごくうれしいけれど…

あたしには
ほかにやりたいことがあるの。



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