俺様無口な王子様ッ
☆甘くとろける恋の色☆
ざわざわと騒がしい教室。
まだ朝日が目に眩しいほどなのに、みんなは元気な様子。
…それに比べあたしは。
「…はぁー」
溜め息のオンパレードだよ。
今は誰とも話したくない…。
「なぁーに暗い顔してるのー?」
いきなりやたらテンションの高い声が聞こえた。
耳にくる甲高いトーン…。
こんの疲れてる時に…!
「…夢山か」
今はあんたの声なんか聞きたくないんだけど…。
沢山の取り巻きを連れて、派手な女が近づいてきた。
「あのねぇ?なんか今日は特に教室の空気が悪いと思ったのよぉ」
「あっそ」
「そこで気付いちゃったのぉ!」
「あなたのせいだって、きゃ♪」
ぅわ!
きゃ♪って…あり得ないわ。
なにこの人。
そんなの気にせず、クスクスとあたしを笑う取り巻き達。
あたし、こーゆーの気にしないんだよね。
だから完全にシカト。
はやくマドカ来ないかなぁ…。
退屈ー。
「ただでさえブスなのにそんな顔してたら…」
「もう直視出来ないじゃなーい!」
「…」
このうるさい小娘は夢山花子(ユメヤマハナコ)。
下の名前、他の人に言われたくないらしい。
こいつ…やたらとあたしに悪口を言ってくる。
はっきり言って…苦手度No.1の女子。
あー、やだやだ…。
はやくあっち言ってよねー。
まだ朝日が目に眩しいほどなのに、みんなは元気な様子。
…それに比べあたしは。
「…はぁー」
溜め息のオンパレードだよ。
今は誰とも話したくない…。
「なぁーに暗い顔してるのー?」
いきなりやたらテンションの高い声が聞こえた。
耳にくる甲高いトーン…。
こんの疲れてる時に…!
「…夢山か」
今はあんたの声なんか聞きたくないんだけど…。
沢山の取り巻きを連れて、派手な女が近づいてきた。
「あのねぇ?なんか今日は特に教室の空気が悪いと思ったのよぉ」
「あっそ」
「そこで気付いちゃったのぉ!」
「あなたのせいだって、きゃ♪」
ぅわ!
きゃ♪って…あり得ないわ。
なにこの人。
そんなの気にせず、クスクスとあたしを笑う取り巻き達。
あたし、こーゆーの気にしないんだよね。
だから完全にシカト。
はやくマドカ来ないかなぁ…。
退屈ー。
「ただでさえブスなのにそんな顔してたら…」
「もう直視出来ないじゃなーい!」
「…」
このうるさい小娘は夢山花子(ユメヤマハナコ)。
下の名前、他の人に言われたくないらしい。
こいつ…やたらとあたしに悪口を言ってくる。
はっきり言って…苦手度No.1の女子。
あー、やだやだ…。
はやくあっち言ってよねー。