太陽がくれた時間
担当医は言った。
とても危険な状態が続いていたそうだ。
医者、看護スタッフ、親族、友達、
そして太陽に守られたのだ。
一つの命
小さな命
私にしか大事にする事が出来ない命
もう無駄には出来ない。

日は傾きオレンジ色に窓際を染めた。
慌てて病室に飛び込んできた父。
再び泣きじゃくる母。

また明日と太陽は沈んでいった。
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